こうはくぼたん 紅白牡丹
文化勲章・文化功労者・日本美術院理事長
特漉和紙彩美版®シルクスクリーン手刷り・軸装
版元シール
画寸(縦x横):
39.5 x 53.0 cm
額.軸寸(縦x横):
136.0 x 72.5 cm
作品状態:良好
- 販売中
作品概要
文化勲章受章作家・奥村土牛画伯が描いた鮮やかな牡丹。著者権者・所蔵美術館の許可のもと、精密に複製しました。
牡丹の名所・大根島から毎年取り寄せていたというほど牡丹を好んだ画伯による迫真の一枚です。
彩美版とは?
画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された新時代の画期的な技法です。彩美版®の特徴は最新のデジタル加工処理技術と高精度プリントにより、作品のもつ豊かな色彩や筆使い、原画の持つ芸術的鼓動までも再現しています。その完成度の高さから最近では版画のカテゴリーとして認識されています。
トーキョウアートでは版画としてカテゴリー検索されます。
奥村 土牛1889年(明治22年)~1990年(平成2年)
経歴
1889年 東京市京橋区南鞘町(現・東京都中央区京橋一丁目)に生まれる
1900年 城東尋常小学校卒業
1905年 梶田半古塾に入門。当時塾頭として小林古径がいた
1907年 東京勧業博覧会に「敦盛」が入選
1920年 この年より約2年間、古径の画室で指導を受ける
1923年 中央美術社第5回展「家」にて中央美術賞受賞
1926年 この頃速水御舟に出会う
1927年 再興第14回院展「胡瓜畑」が初入選。
1929年 再興第16回院展で「蓮池」により日本美術院院友に推挙される
1932年 日本美術院同人
1935年 帝国美術学校(現武蔵野美術大学)日本画科教授に就任
1936年 第1回帝国美術展「鴨」で推奨第1位を獲得
1944年 東京美術学校(現・東京藝術大学)講師
1945年 空襲で家が焼け、長野へ疎開
1947年 帝国芸術院会員
1959年 日本美術院理事。再興第44回院展に「鳴門」を出品
1962年 文化功労者・文化勲章受章
1972年 再興第57回院展に「醍醐」を出品
1978年 日本美術院理事長
1980年 東京都名誉都民
1990年 逝去、享年101歳
1999年 生誕110年展が山種美術館・朝日新聞社主催で開催される
2010年 山種美術館にて大規模な回顧展が開催される